安芸灘とびしま海道オレンジライド2015と呉の旅
2015.11.14〜16

この3年前にもエントリーしたのにチャーター船乗り場までの道を間違え泣く泣く棄権した苦い思い出のある大会に今度こそは!と参戦。
呉を拠点にした自転車旅の3日間の記録です。

☆写真とコメント(ちょっと多め)で振り返ります☆

1日目・2日目オレンジライド編    3日目呉観光編

オレンジライド編

前回の苦〜〜い経験を活かして今回は前日受付の会場がある呉を拠点にすることに。
愛車のメンテナンスの他、タイヤチューブ、工具セットも準備して万全の構えで挑みます。もう、失敗したくない・・


呉駅に着くと大きなスクリューのモニュメントが駅前にあります。軍港の町って感じです。
輪行袋から自転車を取り出して組み立てていると地元のおじさんが話しかけてくれました。
色々話しているうちおじさんが以前働いていたところが僕の地元だったことがわかり
そんなこんなで盛り上がってしまいました。なんとコーヒーまでいただいてしまったのでした。
人の縁というのはどこで繋がっていくかわからないのが面白いですね。

 

受付を済ませた後、壊れてしまっていた自転車のベルを買い求めに呉市内の自転車ショップへ。
電話帳と地図で調べます。スマホなんて御大層なものは持ち合わせておりません。
店主の方が親切な方で、今回の大会のほかにも周防大島でも面白い大会があるから
参加してみてはどうか?と教えていただきました。

 

呉市内のアーケードより。結構大きな商店街です。立ち寄った町のアーケードを訪れるのが旅の楽しみの一つです。

 

晩ごはんは奮発してクレイトンベイホテルのバイキング。これがなかなか種類も豊富でよかったです。
しっかり栄養補給をして翌日のサイクリングに備えたのでした。
宿泊は呉駅前の入浴施設『大和温泉物語』で。色んなお風呂が楽しめます。

 

翌朝、仁方駅まで電車で、そこから自転車を組んでスタート地点の上蒲刈島を目指します。
同じく輪行組の方が2名おられ、下車駅を間違えてなさそうでほっとしました。

 

とびしま海道入口の安芸灘大橋の手前から。車で参加組がどんどん料金所に並んでいきます。
料金所のおばちゃんに「今日の大会は何時頃終わるの?」などなど話しかけられました。
呉に来てからフレンドリーに接していただけることが多くて嬉しいな。

 

安芸灘大橋の上から瀬戸内海を眺めるの図。

 

同じく安芸灘大橋から。朝日に照らされる瀬戸内海の図。

 

蒲刈大橋の手前で趣のある集落があったのでパチリ。
大会前半で通ることになる松濤園という歴史を感じる町並みでした。

 

蒲刈大橋の図。まだまだスタート地点には着きません。遠いのお・・・

 

ようやくスタート地点の県民の浜に到着の図。ズラリと並んだ自転車が壮観です。

 

いよいよスタート。地元の高校ブラスバンドが演奏で盛り上げてくれました。
スタート直前に参加者のインタビューをされているのを聞くと、結構関西方面からも来られているようです。

 

 

一つ目のエイドステーション(AS)で補給食の列に並ぶの図。おにぎりなどなどいただきました。
おばちゃんたちのほがらかな笑顔が印象的でした。

 

豊島大橋を渡り切ったあとの図。天気も良くてとっても瀬戸内らしい風景が見られました。

 

上と同じ場所から方角を変えての一枚。
気持ちいよ〜く走っていたが、この先にすごい急坂が待ち構えていた。
一番軽いギアに落としたけど途中で足をつきそうに。今回の一番の難所でした。

 

第2ASではカニ雑炊がふるまわれました。実はカニが苦手だけど頑張って食べました。

ASを出てすぐの風景。海岸沿いの平坦な道が続きます。

 

大崎下島から県をまたいで愛媛県の岡村島を一周。
前日の雨で濡れたでこぼこの路面が多く、走りにくいなあ、スピード上がらないなあ、と思っていたら
追い越していったライダーからタイヤを指さすような合図が。何かな?と思って前輪に目をやるとなんとパンク・・・
ポンプで空気を入れてみたがすぐに抜けたので完全に大穴が空いたらしい。
写真のところでサイクリング大会で初めてのチューブ交換をすることになった。
使い古しだけどちゃんとスペアチューブを持ってきていてよかった・・・

 

チューブ交換にはそれほど時間がかからず次のASに向けて出発。
島々に架かる橋の形状、形式がそれぞれ違って面白い。

 

第3ASで。フードをもらうために並んでいるところ。

 

つるっ、とそうめんをいただきました。

 

豊浜大橋を下から眺める。残すところあと10q、ラストスパートです。

 

豊島大橋の下から。橋の高さまでの上り坂がここまでくるとなかなかのしんどさ。

 

そして無事ゴールに。交換したチューブも問題なくて一安心。
ゴール後にいただいたカレーはガッツリ。それにとても美味しくて、できることならおかわりしたかったなあ。
完走証をもらったり、アンケートを書いたりしながら余韻に浸ります。
売店にハート形のレモンがドライフルーツになって売っており、かわいくて思わず買ってしまった。

 

ゴール後の図。ここからまた仁方駅まで戻るのが結構長いのです。

 

安芸灘大橋を海岸沿いから撮影。全景を見るととてもシュッとしていて美しい橋だというのがわかります。

橋を渡り終えてしばらくは海岸沿いのアップダウンがある道を走り仁方駅へと向かいます。
駅に着く手前あたりで今度は後ろのタイヤがパンク!一日で二回も?とびっくり。
もうスペアチューブない・・・。呉まで戻って自転車屋探しをすることに。
駅近くのゆめタウンで見つけた店にはいいサイズのチューブがなかった。
昨日お世話になったお店はちょっと遠い・・・
そういえば昨日閉まっていた店があったなと思い出し、呉駅から東へ。
たどり着いた「カネノリサイクルショップ」、この日は開いてました。よかった。

チューブを購入して交換を始めたもののタイヤが固くて外れない。
それを見かねた店主のおじさんが手伝ってくれたのでした。下手くそで恥ずかしいやら申し訳ないやら。
交換をしながらパンク修理のコツやあると便利な道具(毛抜きなど)の話からどんどん話題が広がり、
おじさんが若い頃の自転車の旅の話なども聞かせいただきました。

閉店時間になっていたのに親切にしていただいて・・・本当にありがとうございました。
今回の旅で一番の思い出に残った出会いになりました。

修理を終えておじさんと別れ、晩御飯をいただくことに。
前日泊まった大和温泉物語にあるご飯屋さんで呉名物の定食をいただきました。
肉じゃがは呉が発祥の地だそうで。左の揚げ物は「がんす」。

 

でもそれだけじゃ満足できなくて別のお店に移動。呉冷麺もいただきました。ご当地グルメを満喫!

この日も大和温泉物語に泊まることに。屋上のお風呂に浸かりながらぼーっと夜空を眺めるだけで疲れが癒えていきます。


[旅日記メインへ]

inserted by FC2 system